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Retropie(レトロパイ)4.7.1がリリースされています

久しぶりのRetropie情報です。。

だいぶ時間が経過して恐縮ですが、昨年の11月にRetorpieは4.7にアップデートされていて、最新版は4.7.1になっています。

retropie.org.uk

 

どんなアップデートがあったのか、早速確認してみましょう!

 

Retropie(レトロパイ)4.7.1がリリース

Retropie(レトロパイ)4.7.1がリリース

 
Retropie(レトロパイ)4.7.1がリリース

 

ラズベリーパイ4に正式対応

まず、今回の更新の目玉は、ようやくと言ってよいのかもしれません。ラズベリーパイ4に正式に対応しました!(888888)前回の4.6でも対応を表明していましたが、それでもまだベータ版であることの表記は取れませんでした。しかし、今回はベータ版も取れて正式対応をしています。

ラズベリーパイ4は、3と比較して、CPU、GPU性能が強化、またメモリが大きく増えています。最低電源電流が3Aなので、ACアダプターは別途必要ですね。私は3Bで2.4AのUSB電源供給でだましだまし使っていましたが、4だともう駄目ですね。ちょっと配線周りでごちゃごちゃしてしまうのはマイナスですが、一方でパワーアップの恩恵は受けていることでしょう。まだ4は入手していないのでわかりませんが、例えばニンテンドー64やPS1の処理重い系のゲームもぬるぬる動くかもしれません。値段も最近の円安の成果、少し安くなっているようです。ラズベリーパイ4、欲しいですね!! 

ラズベリーパイ400に対応!

さらに、キーボード一体型のラズベリーパイ400にも対応をしているとのことです!

ラズベリーパイ400

ラズベリーパイ400

このラズベリーパイ400、残念ながらまだ日本では正式に発売されていないようです。なので、今のところは外国から個人輸入で購入するしか手はなさそうです。例えば私も何度かお世話になっている、イギリスのPimoroniでは販売中です。

Raspberry Pi 400shop.pimoroni.com

 

無線内蔵商品なので技適が気になるところですが、どうやら最近は「特例」制度ができていて、180日間は国内での試用ができるようです。ただ、約半年では短い限り。。ここは国内版が正式発売されるのを待ちましょう。

www.itmedia.co.jp

 

引き続き、Raspbian OSはBusterベース

タイトルの通りですが、OSは引き続きBusterベースで提供されています。また、4.5以前のStretchを使用しているユーザーには、早くBusterベースに移行するようにという案内もあります。せっかくなので、最新版の4.7.1までアップデートするのがよいでしょう。

 

マイナーバージョンアップの4.7.1

ここまでの記事はRetropie4.7のアップデート内容でしたが、4.7リリースから数日後に、マイナーアップデート版の4.7.1がリリースされています。

どうやら、Emulation Stationにいくつかバグがあったらしく、ラズベリーパイ0/1/2/3のパフォーマンスに問題があり、フレームレートの処理落ちが発生してしまうようです。すでに4.7導入済みであれば、Updateで最新版にアップすることが可能なようです。

 

最後にアップデート情報の日本語訳版です

4.7.1のマイナーアップデート情報は上に書きましたので、ここでは4.7アップデートの詳細情報を日本語訳で書きますね。

 

RetroPie 4.7のイメージが公開されました。RetroPie 4.6 は Raspberry Pi 4 のベータサポートとしました。今では、ベータ版のラベルを削除しても十分に動作すると考えています。

RetroPie 4.7は新しいRaspberry Pi 400をサポートしています。

RetroPie 4.6から何が変わったかについては、以下をご覧ください。

4.7のイメージは https://retropie.org.uk/download/ からダウンロードできます。最初のインストールは、インストール手順書に従ってください。

また、既存のRaspberry Pi OS(旧Raspbian)の上にRetroPieをインストールしたり、PC/Odroid-C1/C2/XU3/XU4のUbuntuの上にインストールすることもできます。関連する説明書へのリンクは、ダウンロードページに掲載されています。

Raspbian Stretch のためのバイナリパッケージは更新されておらず、このバージョンではサポートが終了しています。もしまだ Raspbian Stretch ベースのイメージを実行している場合、RetroPie-Setup を起動する際に警告が表示されます。Raspberry Pi OS (Buster) をベースにした最新のイメージにアップデートすることをお勧めします。

このプロジェクトをサポートしたい場合、寄付はいつでも歓迎します。また、リード開発者のJools Wills氏は、https://www.patreon.com/retropie でPatreonページを開設しています。

このリリースに貢献してくれた皆さんに感謝します。

4.6からの変更点
  •  最新のRaspberry Pi OS Busterイメージにアップデートし、Pi4でのUSBブートをサポートしました。RetroPie 4.7イメージは、USBドライブに直接フラッシュして直接起動することができますが、https://github.com/raspberrypi/documentation/blob/master/hardware/raspberrypi/booteeprom.md に詳細が記載されているように、Raspberry Pi Imagerを使用してPi4ブートEEPROMを最初に更新する必要があります。
  • xpadneo - xbox one ワイヤレスゲームパッド用のlinuxドライバを追加しました。
  • retroArch - v1.8.8.8にアップデート。
  • mameを追加 - 最新のコードから構築したスタンドアロンMAMEエミュレータ。
  • srb2 (Sonic Robo Blast 2) - v2.2.2.2 にアップデート。
  • cgenius - 2.4.4.4.1にアップデート。
  • hatari (Atari STエミュレータ) - v2.2.2.1にアップデート。
  • amiberry (Amiga エミュレータ) - v3.3.3 に更新。
  • scummvm - 2.2.0 に更新。
  • xroar (Dragon 32 / CoCoCo エミュレータ) - v0.36 にアップデート。
  • ti99sim - バージョン0.16.0にアップデートし、SDL2に切り替えました。
  • ti99sim-sdl1を追加 - 新しいコードはGCC 8を必要とするため、古いディストロ用にti99sim-sdl1を追加しました。
  • sdltrs - SDL2バージョンに切り替え、KMSを有効にします。
  • attractmode - RPI4/KMSをサポートしました。
  • lr-vecx - スムーズなベクトル出力のために GPU レンダリングをサポートしました。
  • sdl1 / runcommand - fkms 上の sdl1 で dispmanx バックエンドを使用したアスペクト比を修正しました (これは dosbox, daphne, openbor などの様々な sdl1 エミュレータに影響します)。
  • lr-gpsp - RaspberryPi OS Buster でのクラッシュを修正しました。
  • opentyrian - SDL2バックエンドを使用する最新のコードに更新しました。
  • darkplaces-quake - パフォーマンスが向上したRPI4用のオプションのglesバージョンを追加しました。
  • gemrb - v0.8.6にアップデートし、SDL2バックエンドに切り替えました。
  • lr-bnses - libretro フォークの最新 BSNES バージョンに更新しました。
  • vice - 最新バージョンに更新し、アップストリームではデフォルトで無効になっていたfastsidを再有効化しました。
  • 改良された Aarch64 サポート (64bit Arm) - 64bit Raspberry Pi ベータ版 OS に手動でインストールできますが、公式にはサポートされていません。
  • lzdoom - 3.86a へのアップデート (これは GL2 レンダリングをサポートするための最終的な lzdoom リリースとして発表されました)。
  • mupen64plus - モジュールロジックの再構築 - mali ターゲットで有効になりました。
  • Jetson Nano と Tegra X1 の認識を追加しました。
  • ビルド済みのバイナリにgpg署名を追加しました。
  • runcommand と RPI4 ビデオモード検出の改善。
  • Skyscraper (メタデータスクレーパー) の更新。
  • usbromservice - ext3/ext4パーティションのマウントのバグを修正しました。
  • audiosettings - Pi4用にアップデートし、ディスクリートの内部ALSAデバイスをサポートしました。
  • 新しいテーマを追加しました。
  • その他、様々なバグ修正と改善。
  • 新しい実験モジュールを追加しました。
  • lr-mesen - Mesen NES/Famicom エミュレータ。
  • lr-theodore - トムソンMO/TOシステムエミュレータ。
  • lr-smsplus-gx - セガマスターシステム/ゲームギアエミュレータ。
  • lr-gearsystem - セガマスターシステム/ゲームギア/SG-1000 エミュレータ。

 

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