前回、ラズベリーパイゼロにレトロパイの最新バージョン4.5.1をインストールし、インターネットが使えるようにセットアップ、日本語対応などして、ROMファイルをインストール。レトロパイの完成までを行いました。
いよいよ、RETROFLAGのGPi CASEをセットアップし、ゲームを起動させます!
RETROFLAG GPi CASEのセットアップ~組み立て~PSゲームの起動まで
RETROFLAG GPi CASEを手に入れる
まずは、GPi CASEを購入することが必要ですよね。
全部入りはこれです。GPi CASE本体、ラズベリーパイゼロ、レトロパイのインストール済みSDカード、全てそろっています。特にラズベリーパイゼロは世界中で品薄の状況みたい無いので、ラズベリーパイゼロをまだ持っていない方は、これで決まりです。
すでにラズベリーパイゼロをお持ちの方は、こちらの本体のみでOKです。複雑なレトロパイのセットアップは、このブログの記事を読んでセットアップに挑戦していただければと思います!
![SRPJ レトロフラッグ RETROFLAG ゲームボーイ風ラズベリーパイケース GPi Case Raspberry Pi Zero Raspberry Pi Zero W [SRPJ2219] SRPJ レトロフラッグ RETROFLAG ゲームボーイ風ラズベリーパイケース GPi Case Raspberry Pi Zero Raspberry Pi Zero W [SRPJ2219]](https://m.media-amazon.com/images/I/41X2vP6Y+YL._SL160_.jpg)
SRPJ レトロフラッグ RETROFLAG ゲームボーイ風ラズベリーパイケース GPi Case Raspberry Pi Zero Raspberry Pi Zero W [SRPJ2219]
- 発売日: 2019/09/16
- メディア: Personal Computers
GPi CASEが届いたよ! 動画もあるよ!
amazonで注文して僅か〇日。GPi CASEが届きました!
本体の箱にある黒いケースはキャリングケース。しかも、CPU用の銅板と動作確認用の単3電池が4本入っていました。これはショップオリジナルの特典だと思いますが、嬉しいところです。では早速箱を開けてみましょう。まずは、開封の儀、箱を開けた動画をご覧ください!
RETROFLAG GPi CASEの開封動画です【ゲームボーイ風レトロゲーム機】
改めて、写真です。左から行きます。GPi CASE本体、説明書、ラズベリーパイゼロを止めるネジとドライバー、USB電源ケーブル。どうやら、電池なしの駆動も可能な様です。
ラズベリーパイゼロは、カートリッジに装着して、本体に繋げます。もちろん、カートリッジに装着したラズベリーパイゼロからmicroSDカードを差し替えることは可能です。だから、わざわざカートリッジタイプにしなくてもラズベリーパイゼロは本体に装着でもよかったのでしょうが、ちょっと楽しい仕掛けです。
GPi CASEの組み立て
STEP1.Safe Shutdown Scriptのインストール
つづいて、組み立てを始める前に説明書を見てみます。すると、どうやら組み立てる前に、レトロパイにGPi CASEで必要なプログラムのインストールが必要な様です。とりあえず、本体電池ボックス内の「SAFE SHUTDOWN」スイッチをOFFに切り替えておきましょう。
Safe Shutdown Scriptのインストールのために、再度ラズベリーパイゼロを無線LANでつないでおいて起動します。そこからは、パソコン経由でTERATERMからラズベリーパイゼロに接続します。
TERATERMは、下のページからダウンロードできますので、インストールしましょう。
パソコンでブラウザを開いたついでに、説明書にあるGitHubのページに行きましょう。中に、READMEの内容が書かれています。
READMEの内容は、RaspbianOS上で下記のコマンドを叩いて、Safe Shutdown Scriptをインストールするということです。
wget -O - "https://raw.githubusercontent.com/RetroFlag/retroflag-picase/master/install_gpi.sh" | sudo bash
では、TERATERMを起動します。ホスト欄に前回レトロパイインストール時にSHOW-IPで調べたIPアドレスを入力して、OKを押します。known-listにHOSTを追加後、ユーザー名:pi パスフレーズ:raspberryでログインします。
ログインすると、TERATERMの画面がRaspbianOSの画面に変わります。そうしたら、先ほどのGitHubに記されていたコマンドを叩きます。Safe Shutdown Scriptのインストールが始まります。
インストールは数分で終了します!終わったら、TERATERMからSHUTDOWNコマンドを叩いて、終了させます。sudo shutdown -h now とかでOKです。
STEP2. GPi CASE Patchのインストール
説明書の次のページを見ると、今度はGPi CASE Patchのインストールが必要とのことです。
download.retroflag.com のページへ行ってみます。左のDownloadボタンを押して、GPi_Case_patch.zipをダウンロードして、フォルダに解凍しておきます。
続いて、ラズベリーパイゼロからmicroSDカードを外して、パソコンに接続します。Eドライブなど認識した方の'boot'ドライブのルートディレクトリに、先ほど解凍したGPi_Case_patchのフォルダをこぴーします。そして、そのフォルダ内にあるinstall_patch.batをダブルクリックして実行します。すると、必要なファイルがコピーされて、完了します。完了したら、microSDカードを抜いてラズベリーパイゼロに戻しておきましょう。
STEP3. ラズベリーパイゼロをカートリッジに取り付ける
ここからスピードアップしていきます。まず、カートリッジを本体から外して2枚におろしましょう。すると、中からラズベリーパイゼロと取り付ける基盤が出てきます。
中の基盤とラズベリーパイゼロを取り付けます。USB側です。
次に、ラズベリーパイゼロをカートリッジに取り付けます。四隅のネジ穴に、付属の金色のネジを取り付けていきます。ドライバーも付属しているので、それで取り付けます。
ちなみに、カートリッジ側の基盤にはGPIOヘッダーに合わせた突起が取り付けてあります。ここから電源等が供給されるという具合になっています。では、基盤を重ねて。
さらにカートリッジのフタを取り付けて、付属のねじを締めれば完成です。
STEP4. カートリッジを本体に取り付けて、電池を入れる
最後に、カートリッジを本体に取り付ければ完成です。電池を取り付ければ全ての準備は完了。スイッチをONにするだけです!
Playstation用のJリーグウイニングイレブン'98-99をプレイ!
ここから先は動画でどうぞ!
RETROFLAG GPi CASE【プレステゲームがヌルヌル動く!ゲームボーイ風レトロパイ端末】
この後、ファイナルファンタジー7を起動させて久びりにプレイしたら感動しました。このサイズで昔プレステで遊んだゲームができるのですから。最近、PS4向けにリメイクしたとも聞きますので、久しぶりに攻略してみようか。。当時はチョコボぐらいまでは言った記憶がありますが、攻略は出来なかったですね。
ファイナルファンタジー7を起動!
FINAL FANTSY 7 on GPi CASE【ゲームボーイ風レトロパイ端末】
最後に
改めて、レトロゲーム最高!と思わせる面白いゲーム機でした。コンソール系のゲーム攻略はこれまでしていませんでしたが、久しぶりのファイナルファンタジー7、検討したいと思います!それでは、今回も長々とありがとうございました!!