いよいよ、物語も佳境。前回、ハインライン自身はダナーク人のスパイではなく、1年前にダナーク軍の司令官ラト16世によって殺害され、その後もラト16世がハインラインに化けていたという驚愕の事実が判明。その一方で、ラト16世によって発射された核ミサイルで滅亡寸前の地球。果たして、エリーゼが存在する世界でラト16世を倒して地球を救い、真のエンディングを迎えることができるのか??
タイムトンネル(PC-6001mk2版) 攻略! 〜最終回 真のエンディング〜
前回の振り返りと1980年代シリコンバレーで会ったハインラインへの対応
前回の振り返りからになります。1980年代のシリコンバレーでハインラインを殺害し、2500年代に戻ってくると、ラト16世によって衝撃の事実が明かされました。また、この時点でハインラインは既に亡くなっており、長官公邸からエリーゼの姿も消えています。そう、タイムトンネルで時空を超えた冒険の結果、歴史を変えてしまったということです。このままだと真のエンディングを迎えることはできないため、ここは一旦リセットし、シリコンバレーでハインラインを殺害しないでおきます。
ですので、シリコンバレーで「シリコン」を入手し、ハインラインに会ったらもうそれでシリコンバレーでやることはありません。そうそう、エルサレムでパンを手に入れましたので、平安京のポコペンに渡しに行きましょう。
タイムトンネル 10世紀 平安京のポコペン
早速パンをポコペンにあげると、ポコペンから「昔に、ダナークの司令官がくれた”レーザーライフル”をあげよう。ところで司令官の名前を知っているかね?」と質問があります。ここまで来た方なら、ダナーク軍の司令官は代々「ラト」の名前を受け継いできたことを知っていますね。でも、当然ですがこの情報は1980年代のシリコンバレーでハインラインを殺害したことで、ラト16世が教えてくれた情報となります。なので、真のエンディングを見るためには、一回はハインラインを殺してバッドエンディングを迎えたところで初めて「ハインラインを殺害した」ことの間違えに気付くのです。
ポコペンからレーザーライフルをもらえますが、残念ながらエネルギーユニットが無くなっています。しかし、このレーザーライフルのエネルギーユニットは「シリコン」。なので、シリコンを装着すれば、また撃つことができるようになります!これはダナーク軍の強力な兵器なので、早速ベガサイドに戻ってハインラインに化けたラト16世を殺害して、長官室にある核ミサイルの自爆装置を押しに行きましょう!
ところが!!
1912年4月14日 23時40分 大西洋上タイタニック号
なんと、タイムトンネルにアクシデントが発生!
豪華客船タイタニック号にワープしてしまいました。時は1912年4月14日。そう、タイタニック号が氷山と衝突して沈没してしまうまさにその日です。時間は23時40分。沈没まで残り時間30分です。ここから先は「1コマンド入力=1分」となりますので、30コマンド以内でタイタニック号から脱出しないと、船と運命を共にする結果となります!
まずは、落ち着いて、サロンのテーブルの上をよく調べると鍵が出てくるので、鍵を入手します。
客室の中にはマダムの姿が。この先、この船が沈没するなどと夢にも思っていないことでしょう。マダムに話しかけると「何か珍しいものが欲しいわ」と。持ち物の中で珍しそうなものをあげると、「ランプでもダイヤモンドでも好きな方をあげるわ」と。どちらか、もらっておきましょう。
ブリッジに行くと、船長の姿が。船を止めさせられれば良いのですが、何を話しかけても無駄です。それに、こんなにも大きな歴史的事故を変えるなどということは不可能です。残念ながらタイタニック号は沈没します。ここから脱出する方法を見つけましょう。
ブリッジを後にして、船の甲板に出ました。ここには何も無さそうですが、実は大きな仕掛けがあります。ヒントは真夜中の海の上なので、仕掛けを探そうにも探すことができる状態にする必要がありますね。仕掛けが解ければ、サロンで見つけた鍵を使って先に進むことができます。
救命ボートが見つかったら、早く乗ってタイタニック号から離れましょう!
氷山に衝突する寸前、ギリギリで救命ボートに乗って、何とか無事にタイタニック号から脱出することができました。もう一度ワープして、惑星ベガサイドに戻ります。
惑星ベガサイド、ラト16世を倒し真のエンディングへ
いよいよ長かった物語もエンディングを迎えようとしています。
ラト16世=ハインラインに化けているので真っ直ぐに長官公邸に向かっても、受付のロボットに武器を取り上げられ、ラト16世と戦う前に返り討ちに遭ってしまいます。正面切って戦って勝つことはできないので、別の方法を探ることになります。
これまでの中で、実は1箇所だけある持ち物があれば先に進めるけど、その持ち物を持っていなかったから、進めなかった場面がありました。まずそれを思い出して、その場面に向かうことが必要です。
ただし、それだけでは不十分で、結局ドアの鍵を手に入れていなければ先に進むことができません。ヒントは、同じ敷地内の別々の場面で同じ持ち物を使うことで、この2つの謎を解くことができます。
まずは鍵を手に入れたら、時計台に向かいましょう。時計台の中に入るドアの鍵を開けたら、時計台の上を目指します。
時計台の上に到達しました。ここからはベガサイドの地上にある建物がよく見えます。目の前にある建物は長官公邸。そこに映っている人影は誰の人影か?遠くにある標的を狙える武器をポコペンからもらっているはずです。それを使って人影を撃ってしまいましょう。人影が消えたら、急いで長官公邸に向かうと。。
ラト16世が倒れています!そうです、遂にダナークを倒したのです。
ただ、まだやるべきことがあります。床の蓋の中に地球に向けて発射された核ミサイルの自爆装置があります。蓋を開けて鍵を挿して回せば。。
見事に核ミサイルを自爆させることに成功。これで地球は救われました!
ちなみに、1980年代のシリコンバレーでハインラインを殺害した上で、さらにラト16世を殺害した場合のエンディングです。
ラト16世を殺害して、核ミサイルを爆破させたのは同じです。ハインラインもどっちにしてももういないことには変わりありません。違うのは、エリーゼを失ったことです。その1点において、1980年代シリコンバレーでハインラインを殺害すると真のエンディングにたどり着くことができません。
最後までありがとうございました
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
35年ほど前にリアルでプレイした時は、この真のエンディングまでは辿り着けなかったと記憶しています。35年振りにリベンジできて、また何より素晴らしいストーリーを知ることができて、良かったなって思っています。
やはりアドベンチャーゲームは面白いですね!次回の攻略もP6のアドベンチャーゲームを考えています。第一候補は「新竹取物語」です。リアル当時、88などの上位機種と遜色ない綺麗なグラフィックに感動を覚えたものです。このゲームも結局クリアできませんでした。いつかリベンジしたいと思っていたゲームです。
それでは、次回の攻略にもどうぞご期待ください!ありがとうございました!!