前回、タイムトンネルの攻略記事の最後で予告しました通り、次の攻略は新竹取物語です。PC-6601SR専用の珍しいゲームとなっていますが、リアル当時でも偶然行った横浜駅近くのパソコン専門店(ヨドバシカメラやALIC日進ではない)に１本だけあって購入したことを覚えています。。
当時ビックリしたのが、綺麗なグラフィック！320x200ドットで15色同時発色可能なSRのグラフィック性能の高さとFD＋FM音源でPC88SR並のクオリティのゲームを目にして、「このSRでP6はまだ10年は戦える」と思ったのですが、、この後程なくPC88FRの軍門に降りました。。とにかくグラフィックがきれい（そして描画速度が滅茶苦茶遅い）このゲームをぜひご堪能ください！
新竹取物語(PC-6601SR版) 攻略！ 〜第1回 雑誌記事の紹介とゲームスタートまで〜
当時の雑誌記事の紹介
四大誌ですが、ベーマガには記事が見当たらず。。チャレアべに掲載されていたので、てっきり本誌でも山下章先生の攻略記事があるのかと思っていましたが。。まずはコンプティークから行きます。
コンプティーク 1984年11/12月号
まだ隔月刊時代のコンプティークに1ページ記事で掲載されていました。ページ下部の赤いシャツを着ている男性が、この新竹取物語のストーリーを考えた原作者さんの様です。あの独特のストーリーの。。ディスコのDJ！なんだかよく分からない人選ですが。「超ネアカ人間」。40代以上の人にしか分からないワードでしょうね。。
テクノポリス 1984年9月号
続いては徳間書店のテクノポリス。まずは、こちらの記事から。
実はこの新竹取物語、ビクター音楽産業(クロスメディアソフト)が出したパソコンソフトの第1弾だったのです。ミュージアム、ダンジョンマスターなどで有名なソフトハウス。ビクターはレコード会社でもあったわけですが、考えてみると当時はポニーキャニオンがPONYCAブランドでゲームを出していました。堀ちえみのゲームとかあった記憶が。。
テクノポリス 1985年2月号
そしてゲーム発売後は扱いが悪く、1985年2月号のアドベンチャーゲーム特集内という淋しい取り扱い。新竹取物語では、ゲームを解いた後に得点が表示されます。そして、この記事では「高得点」の秘訣を教えてくれています。怪我はするな、セイコさんからお金を出来るだけ多くもらう、など。。怪我をするな、と言われても中々難しいのがこのゲームですが。
ログイン 1984年12月号
そして、最後はログイン1984年12月号。こちらの扱いは非常に大きく「ルーク＆ハン・ソロ」巻頭見開き特集にて掲載されていました。ちなみに、ハン・ソロ氏のスコアは29点だった様です。そして、120点以上取れると新竹取物語ファンクラブの名誉会員になれる様でした。画面の写真も豊富で、ゲームのダイジェストとしても分かりやすい。また「現状では日本一の描画スピード」のゲームだった様ですが、それはPC88版でのこと。PC66SR版は、P6mk2版ポートピアやはーりーふぉっくすが如く、滅茶苦茶遅いです。。タイムトンネルの描画スピードは高速でした。他にも、デゼニランドやサラトマも早かったですし、メフィウス三部作も暗黒星雲以降は早かったです。私は技術的なことは詳しくないのですが、4色モードだと早くできたのでしょうね。15色だと他の処理を止めて早く描画することができなかったのでしょう。。
新竹取物語(PC-6601SR版) 攻略！
ゲームスタートまで
それでは、攻略開始！ですが、このゲームではゲームスタートまでにも演出があります。折角のキレイなグラフィックなので、余すところなくお見せいたします！
storyが超ネアカ人間の松本貢氏からPINKY名義に変わっていますが、どういうことなのか？？このタイトル画面では、FM音源を使った音楽が流れてきて、早速SRの性能を存分に活かした作品に仕上がっていることが感じ取れます（画像だけだと伝わらずに恐縮です）。
そしてこのタイトル画面の後に有名な選択肢、「あなたは男性ですか？女性ですか？」が提示されます。ここで女性を選ぶと。。
なんて催眠術を掛けられて、男性になってしまいます。ちなみにこの画面も上下に揺れるんですよ。静止画だと伝わらないですよね。。
結局、どちらの性別を選んでも、男性になってしまいますw。そして、ムチとロウソクがプレゼントされるので、それを受け取ってゲームスタートです！
本格的な攻略は第2回から！
1回目としては少々物足りない内容だったかもしれませんが、第2回からは本格的な攻略をスタートさせます。このゲーム、大きく分けると3段階あると思っています。1段階が草原に出るまで。2段階目は病院と銀行。そして3段階目がかぐや姫との遭遇までです。1段階目もおじいさん＆小屋ルートと洞窟ルートと2つのルートがありますので、2つの攻略方法を載せたいと思います。では、次回をお楽しみに！
