突然ですが、
皆さんが初めて購入したゲームは何ですか?
8bitパソコン世代なら、ハイドライドやザナドゥ、あるいは信長の野望や大戦略、はてまたタイニーゼビウス?も。ファミコン世代なら、スーパーマリオ、ドラクエ、ファミスタ、、何ていう声も上がろうかと思います。。
かくいう私が初めて購入したゲームは、、、
PC-6001mk2用の三次元ボンバーマンです!!
三次元ボンバーマン、それはあのファミコンの大ヒットゲーム、今でも最新作が出ている人気ゲーム「ボンバーマン」のシリーズです。ちなみに、最新作は「スーパーボンバーマンR」が2017年3月に発売されています。そこから遡ること、凡そ33年。1984年に発表されたゲームが「3次元ボンバーマン」です。
どうでもよい話だとは思いますが、なぜ、私が最初に購入したゲームが「三次元ボンバーマン」だったのかのエピソードをお話ししますと。。
元々、三次元ボンバーマンを購入するつもりはなかった
のです。。では、何を買おうと思っていたのかを申し上げますと、、
「ナウシカ危機一髪」というゲームでした!!
テクノポリスソフトのゲームで、単にナウシカが可愛かったという理由で、このゲームを買おうと心に決めて、横浜のALIC日進という家電屋さんに向かいました。しかし、残念ながら「ナウシカ危機一髪」は売り切れ。。その時、P6コーナーで目に留まったのがこのパッケージ。。
右上の画像に注目ですが、三次元迷路でした。。三次元ボンバーマンだから当たり前なのですが、この当時、まだ小学校5年生くらいの私には「ブラックオニキス」に見えてしまったのです!!
ブラックオニキスの思い出はこちらで少し語っています。
とにかく、自分の分身のキャラクターを作って、三次元迷路のダンジョンを探検しながら、モンスターを倒し、自分がレベルアップする、あのシステムにすっかり惚れてしまいました。。しかし、当時のP6にはブラックオニキスはおろか、ロールプレイングゲームは何1つありません。そんな時に出会った、この三次元迷路のパッケージ、、
これは、ひょっとして俺たちのブラックオニキスか?
いやいや、全然違うわけですが、すっかり勘違いした私は、このパッケージを持ってレジへと向かっていました。。確か「ナウシカ危機一髪」よりも安かったし。。
そもそもこの時点では「爆弾男」というゲームの事も知らず、ましてや「三次元ボンバーマン」のことは全く知りませんでした。そう、これが壮大な勘違いであったことに気が付くのもそんな遠い話ではありません。。
しかし、もしも「ナウシカ危機一髪」を買っていたら、、
こっちの方が悲惨なくらいクソゲーでした。。
「ナウシカ危機一髪」も 次にご紹介したいくらいです。恨み節付きで。。
前作は「爆弾男」
三次元ボンバーマンをご紹介する前に。1983年、ボンバーマンの第1作として「爆弾男」というゲームが発売されていました。いろいろな機種に移植はされていて、大ヒットゲームとは言えないものの、人気の高いゲームとしての地位を確立していました。
ファミコン以降の「ボンバーマン」しか知らない方には衝撃の画面かもしれませんが、これがボンバーマンのルーツ、「爆弾男」のタイトル画面なのです。いざゲームが始まると、、
こんな感じですw
真面目に解説すると、この迷路状のマップにいる赤い帽子をかぶった男が、爆弾を使って迷路内を動き回る赤い「風船お化け」をやっつける、というゲームです。壁は爆弾で壊れる壁と壊れない壁があって、レンガの中が空洞になっている壁は爆弾で壊せますが、真っ赤のレンガの壁は壊せません。壁を壊すと、ドアや宝箱が出てくることがあります。ドアを通過すると次のSTAGEに進むことができます。宝箱はボーナスですね。。ボンバーマンの原点だけあって、基本的なところは今も変わらないですね。。
これが最新作のスーパーボンバーマンRのゲーム画面。
本当に35年の進化を感じます。。
そして、この「爆弾男」を三次元迷路で再現したゲーム、それが「三次元ボンバーマン」なのです!
三次元ボンバーマンのパッケージと説明書
本当は、このブログのお約束として、当時の雑誌広告や記事を紹介しようと思ったのですが。。
どの雑誌にも載っていませんでした。。
いや、丹念に探せば見つかるのかもしれません。ただ、いつ頃発売されたかも分からず、パッケージには「C1984」とあるので、1984年に発売されたのだろうと思います。ただ、1月~6月くらいまでの様々な雑誌を見ましたが、どこにも載っていませんでした。。
なので、今回はパッケージと説明書をご紹介します。。
パッケージの表面は先ほどご紹介した通りです。ブラックオニキスばりの三次元迷路に、私のP6ゲーム歴も迷宮入りしてしまいました。
そして、裏面です!
平面ボンバーマンを知らずに買いました。知っておけば買わずにすんだのか。。
内容物はこんな感じです。
懐かしのカセットテープです。ピーガー音です。
あと、こちらが説明書
ちなみに、主人公の名前はBON-BON君です。通称が「爆弾男」。
初めて知りましたww
かなりどうでも良さそうですが、ゲームのストーリーです。
それでは、、
三次元ボンバーマンのゲームスタート!!
このゲームは320×200の黄・赤・青・緑の4色モードです。色数こそP6爆弾男と変わらないですが、解像度が上がってかなり綺麗に見えますね。
それでは、スペースキーを押してゲームスタート!!
迷路も、スタートの場所も、風船お化けの場所も、何もかもランダムで配置されると思います。どうですか、この三次元迷路の画面!
ブラックオニキスじゃないですかっ!!!!
三次元迷路になっただけで、ルールは二次元ボンバーマンと全く一緒。
風船お化けをかわしながら、
爆弾で壁を破壊し、
出てきた宝物を取って、
ハシゴを見つけるか、
爆弾で風船お化けを全部倒して、
SCENEのクリアを目指します!!
はい、俺たちのキャラクターは育ちません。。
やっつけてもゴールドを落としてくれません。。
ブラックオニキスではありません!!(当たり前か)
三次元ボンバーマンの動画
気を取り直して、実際にどんなゲームなのか、動画でお見せします!!
いかがでしたか?
慣れれば簡単なので、本気でやれば延々に続けられることでしょう。。
というわけで、私が初めて購入したゲーム、三次元ボンバーマンでした。
ちなみに、二番目に購入したゲームは、信長の野望でおなじみ、光栄の「ペナントレース」というこれがまたなんともクソな野球ゲームでした。。何がって、私が悪いのですが、二人専用のゲームだったので一人ではまったく遊べません。。こちらの「ペナントレース」も「ナウシカ危機一髪」も、いつかこのブログでご紹介したいと思います。。
今回も長々とお付き合いいただきありがとうございました。