【PC-6001】黄金の墓 攻略(※ネタバレ注意)
黄金の墓とは?
1983年にマジカル・ズーが発売したアドベンチャーゲーム。初めてプレイしたアドベンチャーゲームは、黄金の墓か、ポートピア連続殺人事件か、幻魔大戦か。。友達の家で5~6人集まって、ああでもない、こうでもないとか言いながらみんなで解いた記憶があるゲーム。なので、それなりに思い入れがある本作。また、PC-88やMSXまで移植された人気ゲームだったので、勝手に「名作」という記憶が刷り込まれていましたが、いやはや。「迷作」ですね、これは。コマンド当てクイズ、唐突な場面展開、「山に行く」発想はどこから出てくるのか?当時のゲームの質がよくわかりました。。
黄金の墓の掲載記事
いろいろとご紹介したいのですが、、すみません。1983年の雑誌だと手持ちが少なくて、ログインの1983年9月号に特集記事が掲載されているらしいのですが、持っていないためご紹介ができません。同様に、POPCOMとテクノポリス、コンプティークも1983年は弱く、また遊撃手にも掲載がありませんでした。手持ち雑誌の中では、PCマガジンに割と掲載されていましたので、PCマガジンからご紹介いたします。1983年10月号の紹介記事。ただ、ディスク版の紹介なので、私が今回プレイしたテープ版とは全然違いますね。山下章氏曰く、「ディスク版は日本でも5本の指に入る難易度」だったそうです。その理由は、ここに書かれたパワー、水、お金の増減が理由であって、ストーリーの難解さではないらしいです。詳しくはわからないですが、きっと理不尽な理由で大きく減少してしますのでしょう。。ただ、面白いアイデアだとは思いますけどね。
1983年12月号には、PC88版の紹介もありました。
若干グラフィックが綺麗になっていますが、なんかPC-6001版のトーン&マナーを守っているのが面白い。88ならもっと綺麗な絵にリメイクできたでしょうに。こちらもディスク版の紹介。ディスク版ではネイトを口説き落とすのですか。。
1984年1月号は「アドベンチャーゲームソフト大研究」という特集があり、そこで取り上げられていました。
黄金の墓について、具体的な批評が書かれていました。「場面と場面の変化がいささか唐突なのは残念」。同感。突然エジプトに行き、突然山に行き、突然森に行き。。話の脈絡が無いので、プレイしている側からすると「なぜ?」という展開が多いです。堀井作品ばかりやってきたせいか、理由もなく進行するのが気持ち悪い。その意味で、黄金の墓は気持ち悪い作品でした。
そんな黄金の墓、PCマガジン界隈では人気のゲームだったようです。1984年3月号のPC-6001シリーズのゲームソフトランキングで見事1位を獲得!なぜか、翌4月号はTOP20圏外に落ちてしまうという、PCマガジンの不可解なランキングっぷりが伺えます。
ちなみに、ログインでは一度もランキングに入っていなかったです。知名度も高く、多機種に移植もされた本作が、なぜログインではランキングしなかったのか、それも不思議です。
黄金の墓 攻略
短いゲームではあるのですが、コマンドの反応はP6ゲームで最も遅いレベル、描画もベーシックレベルの遅さ。なので、スタートからエンディングまで、攻略に合計30分掛かってしまいました。今回は、動画を次の3編に分けてご紹介いたします。
- スタート~ピラミッド
- ピラミッド~ネイト
- ネイト~エンディング
早速、1から順番に攻略しましょう。
1.スタート~ピラミッド
[PC-6001]黄金の墓 (テープ版)の攻略1
いいえ
きく
はい
つるぎ とる
はなし
いいえ
みる
てがみ とる
てがみ みる
はなす
いく×3回
ぴらみっど いく
2.ピラミッド~ネイト
[PC-6001]黄金の墓 (テープ版)の攻略2
いく
はい
つるぎ たたかう
やま いく
どうくつ はいる
たたかう
いく
はい
にんげん
みる
はなす
はい
3.ネイト~エンディング
[PC-6001]黄金の墓 (テープ版)の攻略3
いいえ
たたかう
みる
もり はなす
はなす
いいえ
すいしょう わたす
ねいと
はなす
いく
つるぎ たたかう
ろいど はなす
てれび みる
てれび みる
終わってみれば、そこそこ面白さもあります。特に、最後のロイドが呼び寄せたあたり、いろいろと想像させられます。それでも、コマンド捜し的な展開は嫌ですね。言葉一つちがっただけで先に進めないわけですから。それよりも発想を大事にしてほしい。オホーツクはやはり素晴らしい作品だということを再認識しました。