レトロPCゲームの攻略では、前回はRPGの名作夢幻の心臓Ⅱの攻略をしてきました。
流石に名作だけあって大作。エンディングまでに全15本の記事を書きました。。その疲れを癒すべく、次の攻略に選んだのは。。。
デゼニワールド 攻略 ~ギャグ系AVGのはずが、意外と感動!?~
ハドソンソフトのアドベンチャーゲーム御三家と言えば、
そして本作デゼニワールドです!
いきなりデゼニワールドの攻略動画
デゼニワールド掲載雑誌記事の紹介
それでは、いつもの通りデゼニワールドが掲載されていた雑誌記事をご紹介します。
コンプティーク1986年3月号
ぱっと見でこのゲームの「面白さ」が分かりやすかったのが、コンプティークの記事です。様々な映画やテレビドラマのタイトルと絵が並んでいます。そう、このゲームの「面白さ」とは、名作映画やテレビドラマの「パロディ」を全面的に入れていることです。ただ、、、ごめんなさい。私の世代でも分からないパロディが多く、もうひとつ上の世代じゃないと楽しめないです。。実際、ゲームやっていても、何が面白いのか良くわからず、「ギャグ」アドベンチャーゲームという触れ込みは全く感じずでした。。
POPCOM1986年3月号
続いてPOPCOM。本当に相変わらずですが、手堅い記事です(笑)。まずこのゲームのストーリーを紹介し、そしてゲームの特徴、見どころをしっかりと記事にしています。
マイコンBASICマガジン1986年2月号&3月号
発売後すぐにチャレアベに掲載。ベーマガの大口スポンサー、ハドソンソフトのごり押しか?しかも、2か月に渡っての掲載。確かに画面数は多かったですが、すごく力が入っています。
どの雑誌も共通で「コマンドが分かりやすい」。デゼニランドのPOLISHとかATTACHとか、あのあたりの反省なのか、時代がコマンド選択方式に移っていたからなのか、本当に分かりやすいです。また、ヒントも多すぎるぐらい散りばめられています。実際、私も正味2~3時間ぐらいで攻略できてしまいました。。デゼニランドやってきた人なら、きっと同じぐらいで解けてしまいますよ!
デゼニワールドの攻略スタート
それではデゼニワールドの攻略スタートです。今回はMAPは掲載しないでおきます。MAPを書くほど複雑でも無いので。。
デゼニワールドのストーリー
ざっとしたストーリーです。
埼玉の「デゼニランド」に対抗して、名古屋が作った「デゼニワールド」。「デゼニワールド」を統括するコンピューターHAL3(ハルミ)が思春期を迎えて暴走。暴走を止めようと何人もデゼニワールドに向かったが、生還者はいない。そこで、デゼニマンが登場。果たして、デゼニマンはHAL3の暴走を止められるのか?
「おはよう、デゼニマン。今回の君の使命は、デゼニワールドへ潜入し、HAL3を止めることにある。名古屋市内では、既に我々の仲間が情報を集めているはずだ。しかし、そこには我々の敵「埼玉」のスパイもいるので、十分注意するように。例によって・・・ん?これが初めてだったな。まあ、頑張ってくれたまえ」
SCENE1:名古屋近郊
ゲームは名古屋近郊からスタート。目指すはデゼニワールドですが、そこに入るまでが最初のアドベンチャーです。
スタート画面から、大きく左右の2つのエリアに分かれています。まずは右のエリアから攻略をスタート。
いきなり十字路があります。左が公園、真っすぐ行くとTAXI、右がPUBです。とりあえずもう一回右に行ってPUBに行きましょう。
SCENE1:PUB
中に入ると、マスターがいます。話しかけると、、
とのこと。電話室は左の方にありますので、早速向かいましょう。
なんか、左に着替えている人がいますが(笑)、気にせず右の電話を取ってみると。。
「ふっふっふ、ようやく名古屋に着いたようだな。ご苦労さん、ご苦労さん。さて君にはこれから頑張ってもらわなければならないんだが、私がこれまで仕入れた情報を君に伝えておこう。まずワールドの状況だが、いまワールド内には誰もおらず完全に放置されている状態になっている。しかしHAL3は研究所の中で動き続けているということだ。なんとか君の実力でこれを止めてもらわなければならないのだが、一旦ワールド内に入るともう君を助けてくれるものはいない。そこらへんは覚悟しておくように。またワールド内での活動に必要であろうと思われるものを準備しておいた。それは君が自然公園で手に入れることができるように部下に指示しておいた。私の出来ることはせいぜいこれくらいだ。あとは君の勇気と知恵と努力に掛かっている。では、頑張ってくれたまえ、成功を祈っている。君の愛する武部君でしたっ!」
とりあえず、公園で必要なものをもらって、デゼニワールドへ向かえということか。。
電話室を出ると、、
あっ、隣で着替えていたのはあなたでしたか。。
電話室を出ると、そこにはブタのお兄さんが。
「お前さん、見かけないやつだな。ははん、例のやつを止めて賞金を頂こうってんでやってきたんだろ。馬鹿な奴だなお前も。まだ誰一人として無事に帰ってきた奴はいないんだぜ。失敗して乞食になったり、阿呆になったりしてんだ。まあ、せいぜい頑張るんだな」
昼間っから飲んだくれているブタのお兄さんの話を聞きつつ、PUBを出て、こんどはTAXI乗り場へと向かいます。
SCENCE1:TAXI乗り場
TAXI乗り場に向かう道。右に曲がるとTAXI乗り場ですが、前に誰かいるようです。
先に前に行ってみましょう。 すると、現れたのは、、、
カボチャ大王じゃないですか!!そう。サラダの国のトマト姫をさらい、対決したあのカボチャ大王。
乞食になり果てて。。そう、HAL3の暴走を止めるのに失敗してこじきになったのは、カボチャ大王だったのです。
「ああ、おらもうダメだ。。せっかくカボチャ帝国の再興を図ろうとはるばる地球まで出稼ぎに来たってゆうのに。HAL3を止めて賞金を頂くって考えはよかったと思うんだけどなあ。やっぱりHAL3は凄いんだなあ。ありゃ、人工知能の極致、いやそれ以上をいっているぜ。俺もそれなりに覚悟をして行ったつもりなんだけど、ああ防御システムが凄ければなあ。至る所にセンサーはあるし。あれじゃあ身を隠すところもないぜ。まっ、もう済んだことだから、どうでもいいことなんだけどねえ。あーあ、腹減ったなあ。こんなとこじゃ誰も恵んでくれない・・・」
デゼニワールドの防御はそうとう凄いみたいですね。しかし、あのカボチャ大王がこんな姿になり果てて。持ち物はお札ぐらいしかいないですが、昔戦ってここで会ったのも何かの縁。せめてお札でも上げてみると。。
カボチャ大王も笑顔になって、よかったよかった。小銭もらったので、お札から両替したと思えば良いでしょう!では、人助けをしたところでTAXI乗り場に向かいましょう。
さて、TAXI乗り場にはTAXIがいます。
ただ、「デゼニワールドには行きたくない」と言うだけで、大した情報は得られません。先を急いで、自然公園に行きましょう。
SCENCE1:自然公園
自然公園に行くと、キュウリ戦士の銅像があります。ストーリー的には何の意味もありませんが、サラダの国のトマト姫の勇者です。
その先にはトイレがあって、中のドアを開けると。。
トイレの裏に回ると、壁に落書きをしている少女がいます。
「シッ、誰かが聞いているかもしれないから、そのままで聞くのよ。Mr.武部から話は聞いたと思うけど、ワールドに行くんだったら道具が必要だわ。猿山の猿を躾けてあるから、そこで受け取ってちょうだいね。そう、猿を呼べばいいのよ」。
なるほど、公園内の猿山を目指しましょう。
猿を呼ぶと。。
道具の入ったカバンを受け取れます。これで、デゼニワールドへ行く準備が整いました。スタート画面の左側エリアは終了。右側のエリアへと向かいます。
SCENCE1:レンタカー屋
左側エリアにはレンタカー屋があります。
ただ、ここも大した情報は得られません。なので行く途中にあった道を右に曲がり駅へと向かいます。
SCENE1:駅
さて、切符の自動販売機があります。ここで切符を買ってデゼニワールドへと行くわけです。しかし、この自動販売機はお札に対応していません。なので、カボチャ大王にお札をあげて代わりに小銭をもらう必要があったのです。小銭を持っているので、スムーズに切符が買えます。切符を買ったら中に入って、電車に乗って、デゼニワールドに行きましょう!!
これでSCENE1はクリアです!
次回はSCENE2以降をお届けします
画面数が多いので、これ以降の攻略は記事を分割してお送りいたします。相変わらず長々とした記事となりますが、お付き合いください!