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PC-6000 NOTEを購入しました!

[TINY PROJECT様]PC-6000 NOTEを購入しました!

以前より気になっていた、TINY PROJECT様の同人誌「PC-6000 NOTE」。ここにきて、初刊のNo.2からの再販売がBEEP SHOP様で開始されましたので、思い切って全冊購入しました!P6愛にあふれたTINY PROJECT様に敬意を表しつつ、その素晴らしい内容を少しご紹介いたします。

PC-6000NOTEについて

PC6000NOTEは、TINY PROJECT様が発行されているPC-6001系同人誌です。TINY PROJECT様の詳しいことはわかりませんが、Hashiさんが中心となって運営していることは間違いなさそうです。HashiさんのHPを見ると、本当に活発な活動をされています。ゲームの攻略記事から新作のプログラム公開もされています。過去の雑誌掲載プログラムも、制作者の許諾を得て公開もされています。PC6000NOTE自体は、もともとASCIIが別冊で刊行した雑誌の様です。タイトルと表紙のデザインはそれをもじったとのこと。もし、現代でも続いてたらきっとこういう雑誌になっていたのでしょうか・・こうして背表紙を見てみると、あれれ?No.8と9の背表紙は白紙ですね。いったい何故なんだろう(笑)

PC-6000NOTE

PC6000NOTE No.2

P6ソフトレビューは「リザード」「アスピック」「ハイドライド」「ブラックオニキス」「ポートピア連続殺人事件」「スペースハリアー」「飛車」「珍さん麻雀」「アルバトロス」「ディグダグ」「グロブダー」「マッピー」「マリオブラザーズスペシャル」「パンチボールマリオブラザーズ」「倉庫番」「AX-4ブラックホール」の16本。全てHashiさんによるレビュー。「リザード」はP6ユーザー待望のRPG。初めてPC88でブラックオニキスをやらせてもらった時から、いつかP6でやりたいと思っていた憧れのRPG。発売してすぐに買いに行った覚えがあります。パーティー制では無かったのは残念ですが、それでも3D迷路を探索し、モンスターを倒してレベルを上げて、というRPGのエッセンスが楽しめた秀作。これもいつか攻略レビュー書きたいですね。そして、「アスピック」!!これを解いたのはたぶん22歳、大学4年で暇になって自力で解いた覚えがあります。衝撃のラスト。。今でも覚えています。実はひそかに現在攻略中。とはいっても、まだマヤの塔なので始まったばかりですがね。そのうち攻略レビューを掲載します。。「飛車」も覚えてます。強いとか弱いじゃなくて、ものすごい時間が掛かったこと。終盤になるとCPUの1手に30分ぐらい掛かっていたのでは?お風呂に入って出てきてもまだ考えていたような。このラインナップで異色なのが「珍さん麻雀」笑。hashiさんの思い入れは深そうです。私が思い出に残る麻雀はTechosoftの麻雀ソフト。しゃべるんですよね。「キャッホー、リーチ、リーチ」「ハズレ、やーいチョンボチョンボ」。。当時小学生で麻雀のルールなんて知らず(唯一知っていた役は七対子)、適当にやってリーチしてチョンボ。。これの繰り返しでした。ほかにも「ベーマガ投稿ゲーム」のレビューにも愛を感じます。「私の彼はパイロットゲーム」これがさりげなく載っているあたりがたまりません。あと思い出深いのは83年10月号掲載の野球ゲームと、84年2月号掲載のプロレスゲーム。どっちもかなり遊んだ覚えがあります。先日のベーマガイベントでも感じましたが、あの頃のプログラム入力で得たアルゴリズム的な知識が今も仕事で役立っているかと思うと、本当にベーマガと投稿者のみなさまに感謝です。

PC-6000NOTE No.2

PC6000NOTE No.3

P6ソフトレビューは「AX-5 オリオン/クエスト」「ちゃっくんぽっぷ」「チョップリフター」「大脱走」「ドアドアmk2」「フルーツパニック」「ギャラクシアン」「アイスブロック」「フロントライン」「ロードランナー」「ナッツ&ミルク」「パックマン」「ウイングマン」「幻魔大戦」「将棋対局」「ジャッキーチェンのプロジェクトA」「ウォークワン」の全17本。今号も豪華。全部Hashiさんのレビュー。そして、ほぼ全てリアルタイムでプレイ経験があります。。横浜TRY SOFTさん、お世話になりました。。ですが、実は「オリオン/クエスト」は未経験です。伝説のゲームですし、「みんながコレで燃えた!」掲載ソフトなんでいつかプレイしたなと思いつつ。。「ちゃっくんぽっぷ」はかなりやりこんだ覚えがあります。P6mk2の15色モードを使ったグラフィックは多機種に劣らない綺麗さ。何よりゲーム性が面白かったですからね。「大脱走」は面白かったけど難しいゲーム。確か1人ずつでしか救出できなかった気がします。「集まれ」とか「散れ」とか、懐かしい。「フロントライン」も15色モードの綺麗なグラフィックで大好き。「ウイングマン」は原作のマンガも好きだったので、これがP6で出たときは嬉しかった。88版と比べればいまひとつのグラフィックですが、15色モードを使って頑張っていました。「幻魔大戦」・・よくわからない笑。今ならク〇ゲーと呼ばれてしまうんでしょうね。。ほかにもP6エミュレーター紹介の記事や、パックマンの特集があります。エミュレーター、私は主にPC-6001VWを使わさせてもらっています。どこでもセーブ機能とか、超便利です。実機にもこれがあれば。。残念なのは、どのエミュレーターでも「スターフリートB」が正しく動かない。タイミングがズレるんですよね。私は実機のP6mk2を2台持っていますが、何年か前に電源を入れたら、1台は画面が映らない、1台はいくつかのキーが入力できないまま放置。。やっぱ実機を直さないといけないかな。

PC-6000NOTE No.3

PC6000NOTE No.4

まだNo.4ですね。ピッチを上げていかないと。。今号のP6ソフトレビューは「フィッシング」「AX-8 ギャラクシーミッション」「ボスコニアン」「EGGY」「プラズマライン」「サンダーフォース」「ヴォルガード」「ブレイクスルー」「ブレイクスルー2」「北海道連鎖殺人オホーツクに消ゆ」「ハイジャンプ」「迷路ゲーム」「ピラミッド」「ピラミッド2」。今号は14本。今号からHashiさん以外のレビューワーが登場されています。マイナーなゲームを増えてきました。リアルタイムでプレイしたことあるのは半分ぐらいに減りました。「プラズマライン」、こちらも買ったときはワクテカ、難しすぎて挫折。。ですが、リベンジしています(マル忍改造という名のチートですが)、ぜひプラズマラインの攻略記事も見てください!「サンダーフォース」、これもあの名作がついにP6で!とワクテカで買いに行った覚えがあります。しかし、、グラフィックが4色モードでがっかりした記憶が。結局あまりやらなかったですね。そして「ブレイクスルー」!!来ましたね。シューティングゲームの名作。横スクロールのスピード感、多彩に変形する自機、敵機の種類も多彩、地形も複雑。残念だったのは白黒2色。。だったのですが、「ブレイクスルー2」ではカラフルになって登場!私、実は後期はP66SRを持っていました。なので、SRで「ブレイクスルー2」もプレイしていました。少ないSR専用ソフトの中で、これはSRであることを誇らしげに思える、貴重なゲームでした。ちなみに、私の中でP6最高峰は「新竹取物語」ですね。当然(?)いまは持っていません。残念。。ほかにもADV「ワンダーハウス」、そして21世紀の新作ゲーム「Fantasy Woodものがたり」の攻略記事。さらにはTINYゼビウスmk2の全エリアマップ公開!!これはまごうことなきゼビウス。。

PC-6000NOTE No.4

PC6000NOTE No.5

ようやく折り返しのNo.5。P6ソフトレビューは「スピット・ファイア」「野球の監督」「ポーカー」「フラッピー」の4本。さすがに減ってきましたね。しかも前半3本は存在すら知らないという。。「フラッピー」はやりましたよ。横浜TRY SOFTで200面のパスワードを買った思い出があります。。アクションパズルゲームの秀作ですよね。でも、例えばキャッスルと比べるとかなり難しいです。敵が追いかけてくるんですよね。エビみたいなやつが。今号の目玉は「タイニーゼビウス 完全解析&解説」。マニアックな同人誌らしい記事です笑。というか、タイニーゼビウスが本当に16面あったという事実を初めて知りました。T.Matsushima様、大変失礼いたしました。。全エリアマップの公開に始まり。敵機の攻撃パターンやらソルの出現パターンやら、濃い記事が満載。たぶん、P6ユーザーでこのゲームをやったことが無い人はいないでしょう。タイニーゼビウスやるなら、やっぱあのNEC謹製のジョイスティックで遊びたいですね。確かまだ持っているけど、その前にまず実機を治さないと。。その他、現代のP6特集で「シュタインズ・ゲート」というゲームが紹介されていました。また、今回PC-6000NOTEを購入したBEEP SHOP様こと「三月うさぎの森」さんの紹介もありました。ヤフオクでも大変お世話になっております。。

PC-6000NOTE No.5

PC6000NOTE No.6

いよいよNo.6。今回のP6ソフトレビューは「SX-1 ディフェンダーライン」「タイムトンネル」「デゼニランド」「ベースボール」「リアルゴルフゲーム」、以上の5本です。本数は少ないですが、いずれもソフト愛にあふれたレビューがそろっています。ページ数も1本あたり3ページぐらい使っていますから。「タイムトンネル」はリアルタイムでクリアした数少ないゲームです。ただ、ベートーヴェンが出てきて流れている曲名を当てる(正確には曲名をつけてあげるだったかな)箇所がありますが、早すぎるのか何なのか、とにかくさっぱり分からない。山下本で答えがわかっていたからクリアできたけどさ、、みたいなことをやけに覚えています。でも、ゲームは骨太な正統派AVGですね。しかもマルチエンディング。親に「お風呂入んなさい」と怒られながらクリアしました。懐かしい。「デゼニランド」。これはもう語りつくしました。はい、こちらのデゼニランド攻略記事をご覧ください。「ベースボール」は実際にプレイした記憶はありません。確か、PCマガジンにリストが掲載されていたと思います。いつかはやりたいな、、と思いながらここまで来ました。1984年4月号だったかな。持っているので、そのうち。。今号の目玉は「あのタイニーゼビウスX68000に移植!?」でしょうか。いや、移植する必要があるかどうか、、という問題ではないですね。はい。両方の機種に愛着がある方にはたまらないでしょう。X68000のスプライト機能など、この移植を通して両方の機種の良さ、T.Matsushima氏のプログラミングの凄さもまた再認識できるかと思います。他にも「P6のテープの内容をデータに変換する方法」では、テープの吸出しに関するノウハウが沢山書かれています。私の手持ちのソフトでPC88様ですが「徳川家康」(FILCOM製)のテープがあります。早いところ吸い出さないといけないですね。データレコーダー、ちゃんと読み取ってくれるかな。。先日、モーターが回ることは確認しました。笑

PC-6000NOTE No.6

PC6000NOTE No.7

No.7まで来ました。今回のP6ソフトレビューは「来なさい!」「Justice Knight」「サラダの国のトマト姫」「因数分解」の4本です。「来なさい!」や「Justice Knight」はやったことがありません。ですが、攻略記事も載っていて濃いレビューです。また、ハドソンの「おしゃべりソフト」シリーズの紹介もあります。改めてみると、、私の人生初購入ゲームである「三次元ボンバーマン」が載っていない。。あれ、しゃべっていた記憶がありますが。。残念。「三次元ボンバーマン」、3年に1回ぐらいの確率でヤフオクで見ます笑。高すぎて買えません。。他の特集はまたしてもタイニーゼビウスもの笑。「プチコンタイニーゼビウスを移植してみた」。本当にタイニーゼビウス愛に満ち溢れた同人誌です。ファミコンメガドライブにも移植されています。こうなったら、iOS移植も実現してほしいもの。プチコン移植ものがこの号には多く、ほかにも「野豚の異常な食欲」「3Dゴルフシミュレーション」「北の脅威」!!北の脅威とは、選択が渋すぎる。いま出したら問題作になるのかも。ソ連が北海道に侵入。自衛隊と米軍で迎え撃つというシナリオ(だったと思う)。3DS持っているから、いつかプチコンでもやってみたいですね。。

PC-6000NOTE No.7

PC6000NOTE No.8

残り2冊となってきました。No.8。まずはP6ソフトレビュー。「デンジャー・ジャングル」「パンツァー・スピッツェ」「MIX MIX」「スーパーボール」「すぺーす・まうす2」「ルナ・シティSOS!!」「スネーク・ワールド」「ゴルフアイランドSPECIAL」「倉庫番」。以上9作品。今回はコムパック/工学社が多いですね。I/OやPiO好きの方にはたまらないです。私は残念ながらリアルタイムでやった覚えがないので、あまりわかりません。ごめんなさい。「倉庫番」はガラケーにも移植されていた名作ですね。あまりやった覚えはないですが、もちろんルールはいまでも覚えている(簡単ですからね)ので、久しぶりにやってみたいですね。また、「Fantasy Woodものがたり」の攻略第2回もあります。しかも作者自らの手による超オフィシャルな攻略記事。こうなるとぜひやってみたいのですが、残念ながら通販はやっていないみたいで、イベント会場の直販のみのようです。「PC88ゲームをP6で動かす!?」の特集は何というか、もう信じられないですね。技術的なことは私には難しいので割愛しますが、ドラゴンスレイヤーイシターの復活ウィザードリィザナドゥ!。これがP6で遊べるなんて本当に信じられないです。「P6つくろうブログ」さんでコンバーターが配布されています。ぜひ、P6ユーザーの破れた夢、ハイドライド2を。。

PC-6000NOTE No.8

PC6000NOTE No.9

いよいよ最後のNo.9になりました。まずはP6ソフトレビューはお休み?No.8で終了?残念ながら今号にはありませんでした。代わりに?「トリトーン冒険ガイド」が掲載。トリトーンもP6ユーザーの多くがプレイしたゲームでしょう。P6に数少ないRPG(アクション系でしたが)。88などの上位機種に引けをとらない綺麗なグラフィック、そして秀逸のBGM。いまでも口ずさめます笑。RAMにゲームデータをセーブできたので、かりに死んでもすぐにやり直せる。そんな手軽さも魅力でした。このゲームは完全に自力で解きました。最後、ペイバルーサの後ろに回り込むというトリックも、何度もペイバルーサ戦に挑む中で発見しました。ハイドライドのバラリスもそうでしたが、何度も試すことで偶然の発見があるものです。こちらの記事はあくまでも「ガイド」なので直接解法が載っているわけではありません。読むとまたやりたくなりますね。。でも先にアスピックをやらないと。そして今号の目玉記事は「P6版ロードランナー開発者インタビュー」ですね。当時のソフト開発の雰囲気が伝わってきます。ノリがベーマガ編集部にも似ています。「僕が伝えたかったこと、古川享のパソコン秘史」の初期アスキー編集部もそう。時代を作るのは若者。ガンダムのセリフみたいですが。。また、Fantasy Woodものがたりの攻略特集第3回もあります。このゲームは9章に分かれた大作ですが、今回の特集で5章までカバーされたようです。次回もあるようですが、1年後ですかね。「最初と違うパッケージで頒布予定」とのことなので、楽しみに待つことにします!

PC-6000NOTE No.9

終わりに

2018年の現在で、我がP6の「生きた」ストーリーを読めて、懐かしいというか、改めてP6で遊びたくなりました。私の持っている実機類です。最後に電源を入れたのは10年近く前になるので、多分動かないでしょう。自力で直すスキルもないですが、何とかもう一度実機で遊びたいものです。特にスターフリート/B笑。エミュレーターでは満足に遊べない&P6で一番はまったゲーム。STAR BASEの座標はまだ覚えていますよ!X=-45 Y=39 Z=43 だったかな?締めは「P6最高!」、そして素敵な同人誌を発行し続けるHashiさん、これからも楽しみにしています!最後にもう一度。PC6000NOTEはBEEP SHOP様で購入できます。これを執筆時点で、No.8はもう売り切れです。お早めに、ぜひ!

PC-6001mk2